2013年05月29日

青い海におよぐ

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穏やかな風のなか 世間は先駆けの初夏を興じていた。
信号待ちの頭の上 青い海に泳ぐ鯉のぼりがゆっくりと舞およぐ。

心地のいい時間がゆっくりとひるがえっていた。
光は慌しさと静けさとの合間を迷いのなか錯綜してきた。
いまは 光をゆっくり灯し受け入れ心のなかにある。

そして青い海へいまゆっくりと泳ぎだす。
あらたなヒカリに向けた旅立ちに祝福あれ。
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2013年05月27日

映る世界に

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街は春に似つかわしくない夏の日差しが落ちていた。
アスファルトには遠く陽炎が揺れ 行きかう人々を映している。
華やかに飾られたショーウインドウは人々を惹きつけ ガラスに映る街並みは まぼろしような蜃気楼を映す。
現実は儚くも容赦なく現れとして目前に揺らいでいた。
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2013年05月22日

夕陽の月

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過去は今をささやく。いろいろ或ることをささやいてる。
下弦の月は過去と言う陰りを今にささやいてる。
特別と言うことは過去にも今にも未来にも無いことをささやいてる。
過去は蜜月の夢 今は迷いの夢 未来は希望の夢
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2013年05月19日

森をきく森にかたる

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澄んだ空気で充満し木々が風の音を奏でている。
光は遠くの葉を輝かせ多くの葉のひらをこぼれ落ちてくる。
森のなかは心地よい時間が流れていた。

ふかふかの森のじゅうたんへ歩みいると
競うように葉を広げ影も広げている朴の木と出逢った。
大きな葉は光を呼吸している。深く深呼吸してみた。
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2013年05月11日

路地裏にて

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長年の雨や風に耐え 目立ちもせずにそこに佇んでいた。
目の前を通り過ぎる人 時間は 過去を積み上げ 今もこれからも積み上げ…
「幸福感というものは、悲哀の川の底に沈んで、
幽かに光っている砂金のようなものではないだろうか。」
※太宰治 斜陽 より
儚い時間のなかで幸せは幽かにつかんで幽かに離れても。
幽かにただそこにある
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2013年05月04日

輝きの裏がわ

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夕日が街を照らす 辺りはガラス窓の反射で光に溢れていた。
行き交う人々もひかり輝き そして長い影をひきずっている。
人は皆優しいと旅人は言う。輝きには翳を内包するからか。
ひかりの中 ひとひらの蝶が 輝く鱗粉の香を遺し舞って行った。
posted by master at 08:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記